骨盤骨折

comments(0) - tamavet

今回は骨盤骨折についてのお話です。交通事故等が原因になることが多く、すべての骨折のうち犬で16%、猫で25%というデータもあります。重大な合併症として膀胱破裂、尿路損傷、断裂、神経障害等、骨盤狭窄による排便障害を併発することもあります。仙骨を骨折していると重大な神経障害が残ることがあります。保存療法を選択する場合もありますが、多くは手術が必要となります。

  

交通事故で負傷した猫のレントゲン写真。左側仙腸関節の脱臼、座骨骨折、右側腸骨骨折、寛骨臼粉砕骨折を認める(赤丸)。

 

 

  

左側仙腸関節は2ミリのスクリュー2本で固定、右側腸骨は1.5ミリリコンストラクションプレートにて固定。座骨骨折は通常整復しなくても問題無い為、そのままの状態。右側寛骨臼は整復不可能だが、骨の変位が大きく無く、若齢の為癒合が見込めると思われる。

 

 

 

  

スクリュー、プレート抜去中のレントゲン写真。右側腸骨は癒合し、寛骨臼も良好に癒合しつつある(青丸)。

 

 

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